幽霊のように徘徊する「日本演劇の衰退」という命題について
この6か月は、今までの人生で一番濃い6か月だった。
「真夏の夜の夢」 二度目のShakespeare in the Park. 5時から並べば、よほど混んでない限り見ることができる。7時30分開場、8時開演。上演時間は休憩含めて2時間30分。 日没は8時30分ごろ。芝居が進むにつれてあたりも暗くなる。 ちょうど四人の貴族が薬を盛…
五感の一つ一つを丁寧に破壊されてるような気分だった。 昨日観に行ったブルーマングループのショーはクスリみたいな作用を僕に及ぼしている。
「日本はもう制覇したので、今度はアメリカを制覇しに来ました。」 夜11時。彼はそう言った。
こっちでシーンの稽古の授業をとっていて、その中で教わったエクササイズの一つに、“7 Seconds Are Nothing” というのがある。(題名は勝手につけた) 与えられたお題のもとに行うスピーチみたいなものだ。
ニューヨークのど真ん中に、大自然が広がっている。 毎年夏の夜になると、その中で盛大にシェイクスピア劇が上演される。 セントラルパーク内のデラコルテ劇場にて、FREE Shakespeare In The Park の"JULIUS CAESAR"を観劇してきた。
ニューヨークに来て初めての観劇は、オフ・ブロードウェイの"STOMP"
いろいろな幸運が重なって、現在ニューヨークに住んでいる。滞在2日目が終わったので、第一印象を書き記しておこうと思う。
ワークショップ用の脚本を選んでいる。
所属している映画ゼミで書いた論文。 後で読み返してみるとひどい出来なのだが、前半は割とまとまってるので、自分のブログで公開します。(ゼミHPには案の定掲載されず……笑) バザンの演劇と映画論を基に、ピーターブルックの演劇論を解釈しようと試みたけ…
雑記 稽古をしつつ、考えることがある。 演劇は、音楽でもダンスでも漫才でも、舞台の上にのせてしまえばもれなく「演劇」になってしまう。 「表現」という単位で考えたとき、俳優もダンサーも、詩人も文筆家も、ミュージシャン画家も写真家も、皆平等である…
破壊力に満ちた180分。ただただディカプリオの演技に圧倒される。
ブログの更新が停滞してしまった。このブログでしたかったことは観劇した劇のレビューだったり、読んだ本の感想を記したりすることだったけれど、それだけだと書ける内容が全然ないことに気づいた。なので、書く(書ける)題材を広げてゆくためにも、自分の…
月刊「根本宗子」『夢と希望の先』 を9/29の昼に観劇。 劇団にとって初の本多劇場進出。 私にとっては柿喰う客の『天邪鬼』以来二度目の本多劇場だったのだが、劇場の持つパワーというか根性のようなものがずばずば感じられた。 フライヤーデザイン。毎公演…
アマヤドリ『月の剥がれる』 観劇。吉祥寺シアターにて。 観劇後の衝撃冷めやらず、居ても立っても居られない。今のうちに感じたことをまとめておかないと、忘れちゃいけないことを忘れてしまう、と思って書く。
堕落論。 無頼派の文人、坂口安吾による小エッセイである。30分ほどで読めてしまう。しかし、その芯の意味を解釈し、理解しようとすれば、一生をかけても味のある骨太なエッセイである。 「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近…
遊園地再生事業団『子どもたちは未来のように笑う』 を観劇。於こまばアゴラ劇場