2016-10-04 月刊「根本宗子」『夢と希望の先』 観劇レビュー 月刊「根本宗子」『夢と希望の先』 を9/29の昼に観劇。 劇団にとって初の本多劇場進出。 私にとっては柿喰う客の『天邪鬼』以来二度目の本多劇場だったのだが、劇場の持つパワーというか根性のようなものがずばずば感じられた。 フライヤーデザイン。毎公演、根本氏がモデルを担当している。 脚本・演出・主演・モデル 彼女自身が「演劇」を体現しているみたいな劇団、というイメージ。 続きを読む
2016-10-02 アマヤドリ『月の剥がれる』 観劇レビュー アマヤドリ『月の剥がれる』 観劇。吉祥寺シアターにて。 観劇後の衝撃冷めやらず、居ても立っても居られない。今のうちに感じたことをまとめておかないと、忘れちゃいけないことを忘れてしまう、と思って書く。 続きを読む
2016-09-28 坂口安吾『堕落論』 本 堕落論。 無頼派の文人、坂口安吾による小エッセイである。30分ほどで読めてしまう。しかし、その芯の意味を解釈し、理解しようとすれば、一生をかけても味のある骨太なエッセイである。 「人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない」(本文より抜粋) 続きを読む